江差線・青函トンネルへ
去る１１／１０をもって営業終了した竜飛海底駅と来年廃止の江差線木古内−江差を見てこようと出動してきました。東京への所用もあり、青函トンネルの通過証明書をもらうために白鳥３０号乗車としましたので夜行バスで函館入りします。
試しに北海道バスを利用してみます。乗り場は大通バスセンター前です。
３列シートの車内は従来のバス会社に劣るわけではなく、各座席にコンセントを装備と充実しています。大通からの乗車は少ないが、札幌駅前から１０名ほどが乗りおおむね乗車率は半分程度。しかし真冬などは待合室がないというのはつらい所ですね。
特に不満はないものの、４時半頃より降車が始まり（結構いるものですね）、やや寝不足か。定刻より早めの4:50過ぎに函館駅前に到着しました。江差線までしばらく待機となります。
既に駅は開いています。
しばらく待機のうち夜が明けてきました。
函館山を望む。
それでは江差線へ。
車内は早朝ということもありファンの姿はあまりいません。
函館山を見ながら進んで行きます（矢不来信号場付近）。
木古内到着。新幹線駅舎工事中です。
改札回り。
記念パネル。
トンネル救援用のＤＥ１０−１６９１号機が見えます。
江差からの１２１Ｄが落葉による空転で遅れたため、こちらも遅れて出発です。
木古内からは「鉄」が一気に高まりました。吉堀の遅い紅葉。
吉堀を過ぎ、勾配がきつくなります。こちらの車両も空転が始まりエンジンを吹かしたり緩めたりとしながらなんとか粘着を確保しようと努力しますがついに停車。一旦後退してまた前進を繰り返します。どうにかこうにかしながら３０分ほどかかってトンネルに入り２４分遅れで神明駅に到着。
湯ノ岱では列車交換。スタフ授受は気づかないうちに終了していました。
天の川に沿って進み．．．
駅名標を外してあるはずの「天ノ川駅」を通過。
江差が近づくと車窓には風力発電が見えました。
海が見え、かもめ島が見えると間もなく江差。
江差には遅れを回復せず到着。もともと折り返し時間があるのでまだ余裕があります。
やってきた人のほとんどが記念きっぷを求め窓口へ。しかし列車は無人駅扱いです。
駅前からちょっと歩いてみます。
海まで行ってかもめ島。
跨線橋から停車中の列車を。それでは木古内へ戻ります。気温が上がって朝露も乾くのでしょうか。空転もなく順調に走ります。
湯ノ岱でのスタフ交換もあっという間。駅舎に戻る助役さんをやっと押さえます。
３駅通過で木古内に戻りました。
駅前も駐車場工事などで趣を変えつつあります。ごはんでも食べましょうか．．．
商店街には新幹線開通を待つ幟がはためきます。そうか、キーコ駅長を見に行こうと役場へ向かうことにしました。
白鳥２８号。
ちょうど昼になりましたがキーコ駅長はちゃんと執務中でした。記念きっぷ（もどき）ももらってきます。さて、ちょっと食事する時間が少なくなりました。通りかかったスーパーに「はこだて和牛コロッケ」（木古内町産）とあり聞いてみますが揚げるのに１０分ぐらいはかかるそうで断念。駅売店で「きたじま」という商店街にあったケーキ屋さん製造のパンを買っておきます。
江差線から青函トンネルへ
スーパー白鳥３０号、乗車証明書目当ての客も少なく自由席も余裕がありました。
列車は木古内を出発、電光表示の列車もまだトンネルに入っていません。
シートのテーブルには青函トンネルの案内。
青函トンネルに入ります。
順調に走り最深部を通過（やっぱり写真にならず）して竜飛海底が近づきます。
竜飛海底に停車します。
竜飛海底停車中
トンネルを出て津軽今別。すでに工事のための仮ホームとなっているそうです。
津軽今別の工事現場には防災代用車両と書かれた旧海峡で使われていたと思われる５０系客車。
新幹線本線とわかれ中小国へ。
まもなく蟹田です。特急券不要の特例を使うため蟹田で下車します。
蟹田下車しました。普通列車に乗り換えます。
前に来たときよりきれいになっているような気が。
時刻表を見ていれば分かることですが、電車が来たのにちょっとびっくり。
青森駅に到着、やはり鉄道の駅という雰囲気が強いです。新幹線函館延伸でどうなるか。
【東北新幹線で東京経由下田へに続く】
